規模が小さい病院で働くメリット・デメリット


笑顔の看護師

一般的に規模が小さい病院と言われるのは、診療所とクリニックです。これ以外の病院や総合病院は規模の大きい病院に分けられます。簡単に規模の違いを説明すると、病床数が大きな違いに関わってきます。医療法で定められている病床数の規定は、診療所やクリニックは病床数が20床未満または入院施設のない医療施設のことであり、病院は20床以上の病床数があることが条件となっています。

メリット

診察中の医者と看護師

1、日勤帯のみの勤務が可能

診療所やクリニックは、仕事と家事または子育て等を両立しなければいけないワーキングマザーに、とてもおすすめで人気の高い職場です。病院のように24時間体制ではなく日勤帯のみの勤務なため、仕事とプライベートをしっかりと分けられるのがメリットです。中には1週間の中に午前や午後のみだけ診察をする日もあるため、子育てをしながら働くお母さんにとってはぴったりの環境と言えます。もちろん夜勤はほとんどなく、繁忙期等の理由がなければ残業も少ないのが診療所やクリニックのメリットです。

2、お昼休憩がしっかりととれる

診療所やクリニックの診察時間は、『9時から12時半、14時から18時半』など、お昼の時間帯は診察をしていないクリニックは多々あります。このように、お昼時にしっかりと休憩がとれるのも、規模の大きい病院にはないクリニックの良い点です。この時間を利用して、ゆっくり昼食をとる人もいれば、いったん自宅に帰宅して家事や介護業務をこなす人もおり、休憩時間を有効活用できます。

3、職場の雰囲気が良い

病床数以外であげられる規模の違いと言えば、働くスタッフの人数です。病院は、外来と病棟で多岐にわたる科目の中でたくさんのスタッフで構成されていますが、診療所やクリニックはこじんまりした小さな病院であるためスタッフの人数が大きな病院と比べると非常に少なくなります。そのため、比較的和気あいあいとした和やかな雰囲気の職場が多いです。ゆったり働きたい看護師さんは診療所やクリニックがおすすめです。

4、1つの科目だけに集中できる

様々な科目がある大きな病院に比べ、小さな病院では内科や皮膚科、産婦人科など1つの科目を専門的に診察しています。そのため、自分の興味のある科目や得意な科目の専門知識をより深めることができます。興味のない科目や苦手な科目の配属に変わる心配もないのも良い点の1つです。

デメリット

診療時間の看板

1、教育体制が劣る

診療所やクリニックの特徴は、何と言っても少ない人数で職場をまわしているという点です。そのため、入職したらすぐに、点滴や採血などスキルを持ち合わせた実務業務を求められるため、基本的な処置は一通り自分で出来る程度のスキルが必須となります。教育サポートがしっかりと整っている大規模病院に比べ、診療所やクリニックは教育体制が劣るため、ある程度一人で実務業務をこなせるスキルが必要です。

2、シフトの調整が難しい

上記でも述べたように、診療所やクリニックはとにかく人数が少ない中で仕事をまわしています。そのため、あまりにも人が少ない職場では、シフトの融通がきかない場合や、人員が不足した場合に出勤を求められる職場もあります。

3、雑用業務も行う場合がある

大規模な病院では事務や清掃などの専属スタッフを雇い業務をこなしてもらうが、少ない人件費の中でやりくりをする診療所やクリニックはそのような人材は雇われません。その雑用業務を担うのは看護師になります。そのため診療所やクリニックで働く場合は、看護業務以外に雑用業務も行う可能性があるということを考えておく必要があります。

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